日常で小さな嘘をついてしまうこと
ありませんんか
わたしは嘘は良くないと思います
でも
とっさに違うことを言ってしまう時があります
わたしは他の人もそうなんじゃないかなって思います
でも、それが
いつも自分勝手な自己防衛だったり
あまりにも相手を欺くような嘘は
相手を傷つけ、トラブルの原因にもなるので
避けたいですね
ここから「死にたいけどトッポッキは食べたい」のペクさんの話です
ペクさんは自分でよく嘘をつくと言います
・課長にどこの国に旅行に行ったことがあるか聞かれ
海外旅行の経験がないのに
日本に行ったことがあると嘘をついた
・相手が何か打ち明け話しをしてきた時、自分もそんなことがあったと嘘をつく
・酒に酔って、恥ずかしくて先生にも言えないような嘘をついた
など
誰かを傷つけるような重大な嘘ではない気がしますが・・・
若い時ほど自分を良く見せたいんです
でも本人は苦しいですよね
ありにままの自分を、自らが認めないんですから
しかもペクさんは嘘をつく自分を
虚言癖のある、ただのかまってちゃん、気を引きたいだけ!
酔っ払っていたからなんて、言い訳にならない!
と自分をダメ扱いします
それに対して先生は
「認知機能が低下した時に嘘が出やすい
酒に酔って、判断力が落ちて嘘をつくこともある
虚言症ではない」
と言います
会社の仲間と遊びに出かけても
相手から、楽しかったねと言われないと
満足しない
他人の顔色をうかがって疲れてしまう
ここまで読んで
ほとんど共感できてしまうわたしも
こっち側何だなあと思いました
読み進めると
「お薬」という言葉が出てきました
眠れなかったのですが、お薬を出してもらってからは
良く眠れるようになりました
今朝は焦燥感が酷かったのですが、薬を飲んだら良くなりました
やはりカウンセリングのみではなく
薬もセットなのですね
日本の精神科医療はというと・・・
初診の時は割と詳しく経緯を聞いてくれます
その後の診察は病院にもよりますが
数時間の待ち時間→5分から10分の診察
お薬の方向性が決まったら
副作用が出なければ
薬を出してもらいに通院するようになる
というわけです(涙)
20年精神科に旦那さんが通院してますが
カウンセラーという方に病院で会ったことはありません
ペクさんも心配になり
「薬の中毒になったのではないでしょうか」
とたずねます
先生は
「薬で中毒になることはありません」
と言います
わたしは旦那さんを見てきて思います
「薬で中毒になることは人によってはあります」
この後も先生はもっと自分を許容するようにアドバイスします
先生の言葉
つらい時はどうしたって自分がいちばんつらいんです
それは利己主義ではありません
専門家の話は慰めになるとペクさんは書いています
わたしもそう思います
医師も人間ですから、人格者から
えっと驚くことを言う方までいろいろです
医師のさりげない言葉で
家族の心が救われることもあります
家族の心が癒されれば
患者本人に良い影響を与えること
間違いなしです
お読みいただき
ありがとうございました