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うつ病は治ると100%信じていた

今思うと、旦那さんにしたら
かなりの負担だっただろうと
かわいそうに思います

でも
わたしも当時は必死でした

その頃から(もっと前からでしょうが)
公務員にはうつ病の人が多いと
周囲から耳にする事がありました

そう珍しい事ではないと、、、、

そうなんだ、珍しい事じゃないのなら
何とかなるさ

きちんと治療をして、しばらく心身共に休ませてあげれば
良くなっていくはず

県外のO大学病院に一人で行くことに
わたしが同意した理由は

実はかなり前から、この病気にかかっていた事を
わたしやわたしの家族に隠していたからです

きっと、わたしがついて行くと
本当の事を医師に伝えられないのではと
心配だったからです

でも、その心配は裏目にでました

休職をもらっている間の
朝早くから
O大学病院のK医師の診察を受けに
電車で往復4時間、一人で向かいました

旦那さん37才、わたし33才の時です

その日は朝送り出してから、気がきではありません

休職中の旦那さんは、ほとんど1日中部屋で寝ています
夜は眠れなくて、たくさんの睡眠薬を飲む
悪循環なことぐらい子供でもわかります
でも、そうでしか居れないのです

休職願いを出す時には、職場の上司にわたしも一緒に呼び出され
規則正しい生活をするように言われました
休職期間が過ぎていくにつれ
わたしも焦りと
ずっと自分の殻に閉じこもっているように見える旦那さんに
正直イライラするようになってきました

O大学病院から帰宅した旦那さんは
疲れと絶望感に打ちひしがれていました

「どうだった?先生に何て言われたの?」
自分から報告しようとしない旦那さんにイライラしつつ
できるだけ穏やかに尋ねると

「何で県立病院にかかっているのに、来たの?そこで治療していればいいんじゃないですか」
と言われたと、、、、

えっ???しんどいのに頑張って行ったのにそれだけ・・・
何回聞いてもそれだけだったと

ショックでした
無知とは恐ろしいです
わたしはうつ病の奥深さを甘く見ていました
精神科の治療のことも
全く経験も知識もありませんでした

旦那さん、自分から症状を訴えたり自分の状況を説明できないと
わたしがもっと早く気づくべきだった

いい勉強にはなりましたが
この1週間後

旦那さん、眠剤をお酒と一緒に大量に服薬しました
結婚半年後の1回目の事件でした

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