お見合のあと数ヶ月で結婚を決めて、
婚約指輪と結婚指輪を買ってくれると
大型ショッピングセンターの中にあった宝飾店に連れていってくれて
ダイヤの婚約指輪とプラチナに小さなダイヤが埋め込まれた結婚指輪を買ってくれました
100万円持っているからとポケットから札束を出して、
「これで足りますか?」
店員さんが少し驚き、ネックレスも一緒にどうですか?とダイヤのネックレスも出してきました
旦那さん「これでいいか?」
わたし「十分です」
店員さん「優しい方でお幸せですね!」
わたしも本当にその通り、幸せに浸っていました
どこか不自然さを感じながら・・・・・
何を決めるにも即決定するので
行動力があって頼り甲斐があると思っていました
しかも優しい
今はっきり言えます
彼はその頃、躁状態だったのだと
鬱とか躁という言葉を
わたしは当時ほとんど使うことがなかったので
知りませんでした
「この前はあんなに張り切っていたのに今日は無口で元気がないな。疲れているんだろう」
くらいに思っていました
今思い出して不可解だったなと思う事は、
わたしが桑田圭佑のファンだと言ったら
ドライブ中、TSUNAMIを一度も変えることなくエンドレスリピート
していた事です
そう、ゼロか100か思考の片鱗を見せていたのに
その時のわたしは
全てが長所に思えていました
多かれ少なかれ
みんな、そんなものかも知れませんね