現在、旦那さんは軽〜中程度のうつ状態です
旦那さんの病名は双極性感情障害
100%の確率でうつ状態になる前には、躁状態になります
20年この病気をそばで見てきて、今はパターンがつかめていますが
慣れてきたのは(図太くなった笑)最近です
パターンとは
上機嫌で活発になって、それがだんだんハイになり
怒りっぽくなってはトラブルを起こし
その時期を過ぎると
寝たきりで布団から起きてきません
50代半ばを過ぎた頃から、体力も衰えてきたせいか
この波の高低差が小さくなってきました
つまり
ハイな状態(症状)と言うと,以前は
友達や親戚に電話をかけまくり調子よく喋る
小説や文章を書くのに夢中になる
わたしに対しても、いつもはしない気遣いをする
この辺りまでは逆に元気に明るくなって、わたしも楽しくいれるくらいです
慣れない頃は、これに何100回だまされたことでしょう
すぐに地獄の気分を味わうことになるとは知らず
明るくて気遣いもできる旦那さんに戻ったと喜んでいました
そんな普通の夫婦が過ごしているであろう平凡な日々を2週間ほど味わい・・・
その後
躁状態の最終段階が恐ろしいこと
とにかく怒りっぽくなり、命令口調になる
職場で喧嘩になる
部屋で炭を焚き、わたしが命の危険を感じる
職場の女性にしつこくメールしたり、当時主治医だった女性医師に手紙を渡す
など他にも多々あります
そして、躁状態で動いた疲れと、
自分で手を出しておきながら処理できないことに
頭が混乱し、思考停止から長いうつ状態に突入していくのです
躁状態の時は病院の存在が本当にありがたく助けられました
躁状態のクライマックスから
自殺企図がある重いうつ状態の時期は
主治医の先生が入院を勧めてくれて
何度も事なきを得ました
ここ数年、そこまで激しい躁状態はこなくなりました
今回も二、三日前は子供の頃の思い出話や
グリム童話のジャックと豆の木の話を
しつこく(笑)してきました
これくらい楽勝ものです
今お仕事(A型事業所で4時間)もしんどくて、休みがち
はて、また自然に上がってくるまで
わたしは少し離れて見守ります
今日もお読みくださり
ありがとうございました
皆様の心が安らかでありますように