トッポッキとは韓国料理で餅を甘辛く炒めた物です
以前から本屋でタイトルが気になり購入しました
わたしは
どちらかといえば
こうしたら治る系の本を多く読んでいました
躁鬱の波が激しく そんな旦那さんとの生活に
わたし自身も疲れてしまっていた頃
病気を知ることに必死で
奥深くの悲しみや複雑な思考を
受け止めるのは
無理でした
なので医学書ばかり読んでいました
最近は科学的なものより
感覚に目を向けるようになりました
前置きが長くなりましたが
タイトルが気になって買ったこの本を読んでいきます
著者は韓国人のペク・セヒという女性
ペクさんは学生の頃から憂鬱感に悩まされている
自分では考えても拭いきれない憂鬱感を何とかするべく
意を決しカウンセリングを受ける
先生に促され
自分のことを話し出す
原因は何なのか
子供の頃の環境は
いつも「お金がない」と言っている両親
父親のDV
支配的な姉
決して心穏やかには居れそうにない感じがします
自己肯定感が低く依存傾向が強い
わたしの父も暴力は無かったですが お酒を飲んで
自分を痛めつけるタイプだったので
自己肯定感は低く、苦しい子供時代でした
育った環境は、人生の方向性をある程度決定しますよね
ペクさんは出版社で広報の仕事をしていて、自分に合っていると感じています
しかし
先生から
恋人にも仕事にも依存していると指摘されます
成果を上げて認められ安心して満足するが
その満足感は長続きしない
また憂鬱から抜け出そうと努力し挫折する
これ、わたしもやってます
これを繰り返すと情緒そのものが憂鬱になってしまうのですって!
先生からのアドバイス
憂鬱と挫折の悪循環から抜け出すには、考えもしなかった事に挑戦してみる
そんなこと言われても・・・・・
ペクさんも何をしたら良いか浮かびません
他人に迷惑かけてはいけないと自分に厳しくするがために
他人の行動にものすごく腹が立つ
バスの中で大声で話したり、電話をしている人がいると
10回に1、2回は静かにして下さい と言えるが
8、9回は何も言えない
そこで自分に対する罪悪感がひどい
そんなの言えないのがふつう
よく言われる 白か黒か 0か100か
の思考なのでしょう
これはわたしにはなくて旦那さんにあるある!
極と極はむしろ通じるものです。
ものすごく自尊心が強そうな人に限って
自己肯定感が低いのです。
自信がないから、他人が自分を尊敬するようにしむけるのでしょう
お読みくださり、ありがとうございます